ブランド品の仕入れはどこから?
個人ができる5つのルートを実例で比較

中古ブランド品の仕入れ先は、フリマアプリ、リサイクルショップ・質屋、ネットオークション、直接買取、業者専用のブランドオークション(古物市場)の5つに分かれます。現物を見て選ぶなら店舗、オンラインで候補を探すならフリマやネットオークション、事業者向けの出品を探すなら古物市場が候補です。
安く買えるかだけでなく、購入前にどこまで商品を確認できるか、問題があったときに返品できるかまで比べます。当社がブランドオークションで仕入れた実取引も載せていますが、新品の卸仕入れや、ルート別の利益ランキングではありません。
前提:仕入れには古物商許可が必要

中古品を販売目的で買い受ける営業には、古物営業法にもとづく古物商許可が必要です。フリマアプリで買う場合も、仕入れ先が店舗である場合も、この前提は変わりません。個別の要否は営業所を管轄する警察署へ確認してください。
大阪府警の案内では、申請手数料は19,000円、許可・不許可の連絡は申請から概ね40日以内です(2026年9月10日確認)。書類の不備などで遅れる場合があり、許可決定の連絡を受けるまでは古物商として営業できません。
5つの仕入れルートを比較

| ルート | 利用・仕入れの条件 | 商品を確認する方法 | 代金以外の確認点 |
|---|---|---|---|
| ① フリマアプリ | 利用規約と売り手の取引条件 | 写真・説明文・購入前の質問 | 送料、返品・補償の対象と申告期限 |
| ② リサイクルショップ・質屋 | 販売品の在庫と店舗の販売条件 | 店頭で現物を確認。通販は画像・説明 | 移動や配送の費用、保証・返品条件 |
| ③ ネットオークション | 入札期限と出品者の取引条件 | 写真・説明文・入札前の質問 | 送料、取引時の費用、返品条件 |
| ④ 直接買取 | 売り手を集め、査定・買取を行う体制 | 受け取る商品を自分で査定 | 集客・査定の費用、本人確認などの手続き |
| ⑤ ブランドオークション | 古物商許可と市場ごとの入会審査 | 下見・写真・状態ランク。方法は市場ごと | 会費、落札手数料、配送費、返品の規程 |
この表は、古物商許可を得て仕入れる場合の比較です。店舗だから安全、業者向けだから必ず安い、とルート名だけで決めることはできません。同じ商品でも傷や付属品、返品条件が違えば、仕入れの判断も変わります。
それぞれのルートの実際
① フリマアプリ(メルカリ・ラクマなど)
商品を検索し、売り手に質問してから購入を検討できます。ただし、説明の詳しさや写真の撮り方は出品ごとに違います。型番・傷・付属品が分からなければ追加情報を求め、回答がないまま価格だけで決めないこと。返品や補償を利用できる条件も、購入前に確かめます。
② リサイクルショップ・質屋
店頭では、写真だけでは分かりにくい内側の汚れ、におい、ファスナーの動作などを確かめられます。一方、移動時間をかけても希望する在庫があるとは限りません。販売価格との差だけでなく、探しに行く時間と費用も含めて続けられるかを考えます。
③ ネットオークション(ヤフオク!など)
入札形式では、終了までに価格が上がることがあります。開始価格を仕入れ値と考えず、送料などを含めた上限を先に決めます。終了間際に不明点が見つかっても回答が間に合わないため、商品の確認と質問は入札前に済ませます。
④ 直接買取
売りたい人から自分で買い取る方法です。仕入れ先を探す仕事に加え、売り手の集客、真贋・状態の査定、価格の説明、本人確認などの対応が必要になります。買取価格だけを見ず、そのための知識と業務体制を用意できるかで判断するルートです。
⑤ ブランドオークション(古物市場)
古物商許可を持つ事業者向けの取引市場です。会場のほか、オンラインで参加できる市場もあります。扱うブランド、下見の方法、状態ランクの基準、落札後に申し出できる不備と期限は、市場ごとに確かめます。検品やランク表示があっても、自分が販売する際の説明に必要な傷・付属品まで読み取れるかは別の判断です。

ブランドオークションで仕入れた実例
当社がブランドオークションで仕入れ、フリマアプリで販売した記録です。この2件は同じ商品を各ルートで仕入れ比べたものではなく、ブランドオークションで成立した個別の取引です。
| 商品 | 仕入れ | 販売 | 利益(手数料・送料差引後) |
|---|---|---|---|
| ルイ・ヴィトン 長財布〈エピ〉 | ¥1,000 | ¥18,900 | 約¥15,800 |
| ルイ・ヴィトン 手帳カバー〈モノグラム〉 | ¥1,000 | ¥14,000 | 約¥11,390 |


確認済みの取引画面を対で見ると、必要なのは安い商品を探すことだけではないと分かります。同じ商品か、状態差をどう読むか、費用を引いても成り立つかを落札前に確認する必要があります。
財布・バッグなど、このほかの実例もトップページで公開しています
実例をもっと見るブランドオークションのハードルと乗り越え方

業者向けの出品から継続して探したい場合、ブランドオークションは候補になります。ただし、入会できることと、仕入れる商品を判断できることは別です。
- 許可取得と入会準備 — 許可がまだなら申請書類の準備から。取得済みなら、個人事業主を受け付ける市場の必要書類を調べます。
- 市場ごとに参加条件がある — 入会金・参加費・手数料は市場によって異なり、紹介がないと入りにくい市場もあります。
- 型番・状態に合う相場判断 — 見た目が似ていても、モデルやサイズ、傷の程度が違えば販売価格も変わります。比較する商品が合っているかを判断し、費用を引いて入札上限を決めるには知識と経験が必要です。
リユセルでは、AIによる商品・相場のリサーチと、スタッフへの相談で仕入れ判断を支援します。AIの結果は参考情報として商品の状態や費用と照合し、最終的な入札は利用者が決めます。許可取得や市場参加の準備を含め、利用開始までの流れを無料相談で案内しています。
未経験者がいきなり参加すると何が起きるか、トップページで図解しています
図解を見るまとめ

まずは、自分が商品を確かめられる仕入れ先かどうか。現物を見たいなら店舗、オンラインで探すなら写真・説明・質問への回答が十分か、古物市場なら下見や状態ランクをどう使えるかを見ます。候補が決まったら、費用の総額と返品条件を確認してから商品選びに進みます。
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※本記事の内容は執筆時点の情報です。利益や販売を保証するものではありません。制度・手数料等の最新情報はご自身でもご確認ください。
