仕入れの基礎

ブランド品の仕入れはどこから?
個人ができる5つのルートを実例で比較

公開日:2026年7月8日(2026年7月12日更新)|執筆:リユセルコラム編集部(株式会社SCHEME・古物商許可 大阪府公安委員会 第62111R061035号)

イラスト:業者向けブランドオークション会場で参加者がパドルを掲げている様子

個人がブランド品を仕入れるルートは、大きく分けて5つです。①フリマアプリ ②リサイクルショップ・質屋 ③ネットオークション ④直接買取 ⑤業者専用のブランドオークション(古物市場)。結論を先に言うと、継続的にビジネスとして取り組むなら、本命は⑤のブランドオークションです。ただし向き不向きと準備の手間が違うため、この記事では5つを正直に比較します。

執筆しているのは、実際にブランドオークションで仕入れてフリマアプリで販売している当社(古物商許可保有)です。実際の取引の数字も掲載します。

前提:仕入れには古物商許可が必要

イラスト:古物商許可の申請書類・印鑑・チェックマーク
イラスト:古物商許可の申請は、営業所を管轄する警察署を通じて行う

最初に法律の話です。中古品を転売目的で継続的に仕入れて販売するには、古物営業法にもとづく古物商許可が必要です。無許可での営業には「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」という罰則があります。

難しそうに聞こえますが、申請自体は営業所を管轄する警察署を通じて行う手続きで、手数料は19,000円、交付までは標準で40日程度です(執筆時点)。行政書士に代行を依頼する場合の相場は4〜6万円ほどですが、自分で申請している人も多くいます。ビジネスとして始めるなら、まずここからです。

5つの仕入れルートを比較

イラスト:タブレットでバッグと財布を並べて比較検討しながらメモを取る男性
イラスト:ルート選びは「仕入れ値・リスク・続けやすさ」で比較する
ルート仕入れ値真贋リスク商品の量始めやすさ
① フリマアプリ相場に近い高い(個人出品)多い◎ すぐ始められる
② リサイクルショップ・質屋店頭価格(利幅小)低い店舗次第◎ すぐ始められる
③ ネットオークション変動が大きい中〜高多い
④ 直接買取安くできる自分で判断集客次第△ 集客が必要
⑤ ブランドオークション業者間の相場低い(市場が検品)非常に多い△ 許可と参加口が必要

それぞれのルートの実際

① フリマアプリ(メルカリ・ラクマなど)

誰でも今日から仕入れを試せるのが最大の利点です。ただし出品者は一般の個人なので、真贋の見極めはすべて自分の責任になります。また、買い手も同じアプリで探しているため、相場より十分に安い商品はすぐに売れてしまい、継続的な仕入れ先としては安定しません。

② リサイクルショップ・質屋

店舗が検品済みのため偽物リスクは低い一方、価格はすでに「販売価格」です。そこからさらに利益を乗せて売るのは構造的に難しく、値付けの甘い掘り出し物を探して回る「せどり型」になります。時間対効果が読みにくいルートです。

③ ネットオークション(ヤフオク!など)

掘り出し物に出会える可能性はありますが、こちらも出品者の多くは個人。写真と説明文だけで状態と真贋を判断することになり、経験が浅いうちはリスクの高いルートです。

④ 直接買取

お客様から直接買い取れれば仕入れ値は抑えられますが、そもそも「売りたい人」を集める集客力が必要で、真贋・査定も自分で行うことになります。個人が最初に選ぶルートではありません。

⑤ ブランドオークション(古物市場)

古物商許可を持つ事業者だけが参加できる、業者間の取引市場です。買取店などから商品が大量に集まり、一般の消費者がいない市場価格で取引されるため、フリマアプリの販売相場との差が利益になります。市場側が出品物を検品しているので、個人間取引よりも偽物リスクを抑えられます。会場開催のほか、オンラインで自宅から入札できる市場もあります。

イラスト:オークション会場の席でパドルを持ち、ブランドバッグの出品を見る女性
イラスト:業者だけが参加できるオークション会場。オンライン開催の市場もある

本命はブランドオークション。その理由と実例

当社がブランドオークションで実際に仕入れて、フリマアプリで販売した例です。

商品仕入れ販売利益(手数料・送料差引後)
ルイ・ヴィトン 長財布〈エピ〉¥1,000¥18,900約¥15,800
ルイ・ヴィトン 手帳カバー〈モノグラム〉¥1,000¥14,000約¥11,390
ブランド靴5足セット(グッチ等)¥4,000計¥69,400約¥60,000
ブランドオークションでブランド靴5足セットを4,000円で落札した実際の画面
実際の落札画面。ブランド靴5足セットを¥4,000で落札(一般の方は見られない業者専用の画面です)
グッチ ロングブーツ 34,400円で売却
¥34,400
ミュウミュウ ロングブーツ 14,900円で売却
¥14,900
グッチ ショートブーツ 10,600円で売却
¥10,600
クロックス 6,500円で売却
¥6,500
トリーバーチ サンダル 3,000円で売却
¥3,000

靴5足セットは、グッチのロングブーツ(¥34,400)やミュウミュウのロングブーツ(¥14,900)などを1足ずつ販売した合計です。「セット出品を1点ずつばらして売る」のは、ブランドオークションならではの利益の出し方のひとつです。

財布・バッグなど、このほかの実例もトップページで公開しています

実例をもっと見る
※実際の取引の一例です。中古品の相場は時期・状態・市場の状況で変動します。利益や販売を保証するものではありません。
POINTブランドオークションが有利なのは「安いから」だけではありません。商品が毎回大量に出品されるため、仕入れが続けられることが、フリマ仕入れとの一番の違いです。副業を「たまたまの掘り出し物頼み」にしなくて済みます。

ブランドオークションのハードルと乗り越え方

イラスト:オークション会場でスタッフがタブレットを見せながら入札上限を相談している様子
イラスト:入札上限の決め方は、スタッフに相談しながら身につけられる

ここまで読むとブランドオークション一択に見えますが、ハードルも正直に書きます。

リユセルは、このハードルを下げるためのツールとサポートを提供しています。AIが相場を自動でリサーチして「いくらまでなら利益が出るか」の目安を提示し、オンラインの市場に自宅から入札。最初のうちは担当スタッフが通話と画面共有で一緒に入札に参加します。許可の取り方から市場への参加まで、無料相談で流れをそのままご案内できます。

未経験者がいきなり参加すると何が起きるか、トップページで図解しています

図解を見る

まとめ

イラスト:クリップボードのチェックリストにチェックを入れる手元
イラスト:必要な準備は「許可・参加口・上限を決める習慣」の3つ

ブランド品の仕入れルートは5つ。試すだけならフリマアプリ、ビジネスとして続けるならブランドオークションが本命です。必要なのは古物商許可・市場への参加口・相場を調べて上限を決める習慣の3つ。準備に1〜2ヶ月かかるぶん、参入している個人がまだ少ないルートでもあります。

どのルートで始めるべきか、状況を聞いてお答えします

古物商許可の取り方、市場への参加、最初の一品の仕入れまで。
スタッフが無料相談でそのままご案内します。

相談は無料です。無理な勧誘は行いません。

リユセル

リユセルコラム編集部(株式会社SCHEME)

ブランドリユースの仕入れ・販売支援ツール「リユセル」を運営。大阪府公安委員会 古物商許可 第62111R061035号。ブランドオークションでの仕入れからフリマアプリでの販売まで、実際の取引にもとづいた情報を発信しています。リユセルについて詳しく →

※本記事の内容は執筆時点の情報です。利益や販売を保証するものではありません。制度・手数料等の最新情報はご自身でもご確認ください。