中古ブランド品の付属品管理
3点照合シート

「箱あり」と記録したのに、発送するときにどの箱か分からない。付属品の管理では、本体と付属品を同じ商品IDで結び、現物・出品内容・発送物を照合する方法が役立ちます。
箱や保存袋の数が合っていても、別の商品の物なら一致とはいえません。入荷時の一式を写真で残し、保管場所と出品文を同じ照合シートへ記録します。扱うのはバッグ・財布などの中古品。真贋や付属品による値上がり額を判定するシートではありません。
仕入れとフリマ販売を行う当社の視点から、販売先の公式案内を日々の確認作業へ落とし込んだ記録用のひな形です。
1. 付属品の有無と、同梱する物を分ける
- 商品本体バッグや財布そのもの。
- 販売する一式に含む物現物を確認した箱、保存袋、取り外し式ストラップなど。
- 撮影・発送のための物背景小物や緩衝材。商品の付属品とは別に扱う。
商品IDは、自分の在庫を一品ずつ見分けるための管理番号です。メーカーの製造番号とは別物で、同じ型の商品にも別々に付けます。札は商品を傷めない保管袋などへ付け、本体へ粘着ラベルを直接貼らないようにします。
付属品は名前だけでなく、大きさ、色、金具、傷などの特徴も残します。同じブランドの箱だからといって、その商品に付いていた箱とは限りません。対応が分からない物は「確認中」に分け、確認できるまで付属すると表示しません。
メルカリのブランド財布・バッグ向け案内では、付属品の有無を説明文に記し、箱や布袋がある場合は鮮明な画像も掲載するよう案内しています。楽天ラクマの詳細情報入力ガイドにも、商品と同梱する付属品を選択する欄があります。
先に確かめるのは、付属品が高く売れるかではなく、何を付けて販売するかを説明できるかです。
2. 入荷・撮影時に一式を記録する
- 一品だけを広げる本体と届いた物を並べ、別の商品を混ぜない。
- 一式の写真を残す商品IDと対応するフォルダへ保存する。
- 付属品ごとの行を作る同梱するか、別保管か、確認中かを記録する。
全体写真を残してから、付属品の傷や金具などの細部を撮ります。一式の写真は組み合わせを確認するためのもの。出品写真に使う際は、管理札や個人情報が写り込まないようにしてください。
| 付属品ごとの記入欄 | 現物から記録する内容 |
|---|---|
| 商品ID・品名 | [ ]/[ ] |
| 付属品名・個数 | [ ]/[ ]個 |
| 見分ける特徴・状態 | 色・サイズ・傷・金具など[ ] |
| 写真・出品文 | 写真名[ ]/記載した文[ ] |
| 置き場所 | 本体[ ]/付属品[ ] |
| 同梱するか | [同梱する・しない・確認中] |
| 確認者・日時 | [ ] |
一つの商品に複数の付属品がある場合は、付属品ごとに行を増やします。「付属品一式」と一行にまとめると、保存袋はあるがストラップはない、といった違いが残りません。
3. 別保管でも同じ商品IDでたどれるようにする
- 本体の保管袋商品ID+付属品の置き場所。
- 付属品の保管袋同じ商品ID+本体の置き場所。
- 照合シート双方の場所+持ち出し・返却日時。
大きな箱や、金具が本体へ当たりやすい付属品は、別に置く方が扱いやすいこともあります。別保管にしたら、本体側・付属品側・シートの3か所を同時に更新します。
| 動かす場面 | 記録すること | 戻すときの確認 |
|---|---|---|
| 撮影へ持ち出す | 持出者・日時・撮影場所 | 一式写真と照合して点数を戻す |
| 箱だけ別棚へ置く | 箱の棚番号と本体の商品ID | 本体側の札から箱を探せるか |
| 清掃などで部品を外す | 外した物・作業者・一時置場 | 元の個体と対応するか |
一人で作業する場合も、持ち出し欄は省かない方が後から調べやすくなります。途中で作業を切り替えたとき、「最後に見た場所」を記憶だけに頼らずに済むためです。
4. 梱包前に現物・出品内容・発送物を照合する

3点照合の対象は、現物・購入時の出品内容・発送する一式です。
封をする前に、下のシートで同じ付属品の行を横にたどります。数だけでなく、色や状態も一致して初めて確認済みにします。
| 付属品名 | ①現物 | ②出品内容 | ③発送物 |
|---|---|---|---|
| [ ] | 個数・特徴[ ] | 写真・説明文[ ] | 箱に入れた物[ ] |
| [ ] | 個数・特徴[ ] | 写真・説明文[ ] | 箱に入れた物[ ] |
| [ ] | 個数・特徴[ ] | 写真・説明文[ ] | 箱に入れた物[ ] |
商品ID[ ]/判定[一致・不一致]/確認者[ ]/確認日時[ ]。空欄は「なし」ではなく未確認として扱います。
写真の背景小物は、商品に付かないことが購入前に分かるように区別します。出品文と写真で内容が食い違う場合も、片方だけを根拠に発送しません。「付属品あり」として売れた物が見つからなければ、似た物で代用せず、梱包を止めるのが先です。取引状況を確認し、販売先の手順に沿って購入者への連絡や対応を進めます。
5. 欠品や返品は、変更前の記録を残す
- 出品・発送を止めるどの物が一致しないかを特定する。
- 元の記録を保存する入荷写真・購入時の出品内容・持出記録を照合する。
- 対応結果を追記する連絡内容・確認者・再開条件を残す。
| 状況 | 先に確認する記録 | 再開前にすること |
|---|---|---|
| 入荷時から不足 | 仕入画面と到着時写真 | 仕入先への確認結果を残す |
| 撮影後に所在不明 | 最後の写真・持出先・保管場所 | 一式の確認。売却済みなら取引内容も確認 |
| 販売前に構成を変更 | 変更前の写真と説明文 | 新しい一式を撮り直し、出品内容をそろえる |
| 返品が届いた | 発送時と返送時の点数・状態 | 相違点を確認してから再出品を判断 |
購入後に構成を変更するときは、出品文を後から書き換えるだけで済ませません。購入時に示した内容を保存し、相手との確認経過を残します。返品時も、不足があったという事実と、その原因の推測を分けて記録してください。
最初にそろえるのは、商品ID、一式写真、付属品ごとの行です。この3つがあれば、保管先が変わっても発送前の照合へ戻れます。
リユセルの在庫管理・売上管理は、仕入れから売却までの商品情報を整理する機能です。付属品の現物確認を自動で代行するものではありません。照合シートと日々の管理をどう組み合わせるか、支援範囲を確認できます。
商品情報をどこで記録し、販売までどう引き継ぐか、実際の画面でご案内します。
在庫管理について相談する※本記事の内容は2026年9月18日時点の情報です。販売先の表示項目や手順は変更されることがあります。中古品の状態や付属品は個体ごとに異なり、相場は時期・状態・市場により変動します。利益や販売を保証するものではありません。

